こんにちは、アメリカでドラムを叩いております田中領です。
音楽留学といえばまず最初に思いつくもののひとつがバークリー音楽大学だと思います。
そうなると気になるのはかかってくるお金、そう学費ですね。
今回は実際のところいくらくらいかかるかを見ていこうと思います。
もくじ
- 基本となる学費
- 授業料以外の費用
- 生活費
- 奨学金
5, まとめ
基本となる学費
さて、まずはいきなり核心となる授業料そのものから見ていきましょう。
あらかじめお話ししますが、留学には授業料以外にも結構お金がかかります。
それを踏まえて、ここではまず授業料を見ていきましょう。
授業料

こちらの公式ページによると2019年現在の授業料は!セメスターあたりなんと$22,180!!
執筆時点でのレート$1=約110円で計算するとその額243万9800円!!
これ年額じゃないですよ、1学期の値段です。
おちょくってんのか?って額ですね(笑)。
僕が入学した2010年時点では大体$10000ドル前後だったので、約2倍に跳ね上がっているようです。
というか在学中でも毎セメスター授業料が上がるので、卒業の時点で既に入学時より高くなっていることが多いと思います。
そうしてじわじわ上がり続けた結果現在243万ということですね。
ただこれはバークリーだけが異常に高いのかと言われればそういうわけではなく、
The Chronicle of higher educationによると

最高額はHarvey Mudd Collegeの$75000!!
これは1年分、つまり2学期分のお値段なので1学期あたり$37500、バークリーの1.7倍ですね。
もちろんこれは学費の高いランキングなので、コミュニティカレッジなどはもっと現実的な値段だったりするのですが、
$60000、$70000台がゴロゴロあるのを考えると、バークリーがボッタクっているわけではないことがわかるかと思います。
とはいえこの学費の異常な高騰が格差社会を促進させるとして近年アメリカでは社会問題になっていますが、
またそれは別のトピックなので今回は触れません。
授業料以外の費用
さて、大学に入るには授業料以外にも諸経費がかかってきます。
それを順に見ていきましょう。

comprehensive fee:$650
こちらは設備利用料。
建物そのものや治安維持費など、学習に直接関係しないものにかかる費用の総称です。
こちらも1学期あたりの額なので毎学期収めることになります。
ちなみにこちらも授業料ほどではないにしても、じわりじわりと上がっていきます。

health insurance:TBD
健康保険です。TBDというのはTo be determinedの略で『現在のところ未定』という意味です。
僕がいた頃にデフォルトで入らされたBlue Crossというのは確か1年で$1500ドルくらいでした。
こちらは加入先は強制ではないので、適応範囲は弱いけど安い保険や、
日本で入る留学保険などを使用することもできるはずで、うまくやれば出費を抑えられます。
ただ、いい保険に入ってるとカイロプラクティックがタダで受けれたりと、
それなりに便利な部分もあるので、自分に合ったものをチョイスしましょう。

housing by semester:$9320
学生寮の費用です。僕がいた頃は最初から自分でアパートを借りて住めましたが、
聞いた話では最近は最初の1年は全員が寮に入らなくてはいけないそうです。
この辺もちょくちょく変わると思うので随時ご自身でチェックされることをお勧めします。
しかし、1セメスターを約3ヶ月と考えると食事付きとはいえ月の家賃が$3000ってかなり高いですね。
参考までに2010年時点での実体験からですが、バークリーから徒歩1分くらいのとこで家賃が$900/月、
自転車で20分くらいのとこで$600/月でした。
寮は警備員も常駐でセキュリティもちゃんとしているので、
そういった面も込みの値段なのでしょうね。
ただ、お金を抑えたいのであればアパートに住んだ方がいい気がします。
とはいってもボストン全体で家賃もどんどん上がっているので、現在は$1000以上が普通かもしれません。
うまく不動産屋さんを通さず、『自分の持ち家を貸してるおじいちゃん大家さん』みたいのを見つけられると、
その人が稼ぐ気がなければ家賃も横ばいなのでかなりラッキーだと思います。
僕の$600の家がそんな感じで、もともと先輩の学生が住んでいたところ、彼の卒業とともに引き継いだ形でした。
こういう物件はいきなり探すのは難しいと思うので、
最初から探そうとせず、1,2学期通って知り合いが増えてきたら、空き物件情報を集めるってのが得策かと思います。

miscellaneous fee
その他雑費です。
追加で単位数を増やす費用や、支払いが遅れた時の罰金などなので、
それらに当てはまらない限りは払う必要はありません。

entering student fee fee
入学時にかかる費用です。
・Application:$150
願書受付料。こちらは試験を受ける時点で既に支払っている費用ですね。
入試に関してはこちらの記事も参考にどうぞ。
・Tuition deposit:$1000
頭金、もしくは補償金と呼ばれるもので、先に収めているだけなので、
実際に最初の学費を払う際にこの分差し引かれます。
・Mandatory laptop software bundle:$1,407.81
バークリー音楽大学は授業でパソコンを使うので、
強制的にパソコンと使用ソフトを買わされます。
十分なスペックのパソコンをすでに持っていれば免除されますが、
メモリが足りないだの、バージョンが古いだのいろいろ難癖をつけて支払わせようとしてきますので、
くぐり抜けるのはいささか面倒ではあります(笑)。
生活費
こちらは切りつめようとすればかなり切り詰められる部分かと思います。
家賃に関しては上にも書きましたが、
できる限り寮ではなく安いアパートを見つけて住むのがいいかと思います。
ただし値段だけで決めてしまうと、お湯の出が悪かったりネズミが頻繁に出たりと問題があったりもするので、
できるだけ内覧して、信頼できる筋からのものに決めましょう。
光熱費
光熱費で案外バカにならないのが冬の間の暖房費です。
でかい集合住宅の場合などは強力なセントラルヒーティングが入っていて、
それが家賃に含まれていたりもしますが、一軒家の場合は自分で業者からそれ用のオイルを買わなければいけません。
シェアする人数にもよりますが、ひと冬で$300-$400くらいかと思います。
ただし設備が古いとそれでも全然寒かったりするので、費用はかさんでも電気ストーブなどを使うのも手だとは思います。
ボストンの冬は寒いです!!でかい川が全体凍るくらい寒いですw
他の固定費
あとはインターネット、電話あたりでしょうか。
それぞれ自分に合ったプランを探すのが良いと思います。
食費
これに関してはみんなまちまちです。
僕は料理が好きなので自炊することで極力抑えていました。
在学時自分で決めたルールが1日$5ルールです。
これは1日あたりの食費を$5にするというものです。
スーパーで見切り品など探すとじゃがいも2ポンド(約1キロ)で$1とか、アスパラ50本くらいで75セントとかあるので、
うまくやりくりすると1日$5もかかりませんでした。
で、節約するといっても友達とご飯行ったりする回数を減らすと、
人脈やそこから得られる情報が過疎化していくので、余った分をプールして交際費に回していました。
要は一人の時は限界まで節約して、交際費はケチらないという方針です。
物価の問題もあるので今も$5ドルで可能かはわかりませんが、工夫しだいで生活費を安くすることは可能ですし、
楽しんでやることが大切かと思います。
僕はたまたま節約生活がゲームみたいで面白かったので待ったく苦ではなかったのですが、
人によっては生活レベルを下げたくないという人もいるかもしれません。
そういう場合はどうにかしてその資金を調達するなど、方針を変えて行ったほうがいいかもしれません。
あくまでメインの目的は生活術ではなく留学なので(笑)。
奨学金
だいぶ話が脱線しましたが、
高すぎる授業料を軽減するためにみんなが狙うもの、それが奨学金です。
僕の周りを見るに大なり小なりほとんどの子がデフォルトでもらえてる状態だったように思います。
奨学金にも学内のもの、学外のもの。
返金が必要なもの、必要でないもの。
いろいろあるので自分に合ったものを調べていくことをお勧めします。
まとめ
というわけで概算ですが初年度(2学期分)を計算すると、
授業料:$22,180×2
施設利用料:$650×2
健康保険:$1500
学生寮:$9320×2
出願料:$150
パソコン:$1400
の合計が$67350、約740万円です。
またここに渡航の飛行機代やVISA申請料、予防接種料金など、
いろいろ付随されますので、削れるところはいかに削るかというのが勝負になるかと思います。
とはいってもこういった費用はただの無駄ではなく将来への投資なので、
高いと思うか安いと思うかはその人次第だと思います。
ただ、決して少額ではないので将来回収可能かも見据えて進学を検討されることをお勧めします。
というわけで、僕のブログ、YouTube、twitterでは、
皆様が楽しめるような情報を届けられるように心がけていきますので。
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