バークリー教授Dave Dicenso(上原ひろみ)に学ぶドラムとパルス

上原ひろみ ドラムレッスン

こんにちは、ドラマーの田中領です。今回は僕がバークリー音楽大学在学時にドラム科の人気教授Dave DiCensoに聞いたパルスの感じ方についてお伝えします。Daveといえば上原ひろみさんのファーストアルバム『Another mind』にドラムで参加した、バークリー内でも屈指の人気の先生なんですが、そんな彼にXYZという曲におけるパルスの感じ方を聞きました。

パルスとは?

そもそもパルスってなんなんでしょう?簡単にいえばある曲の中で一貫して流れる周期的リズムのことです。って書くとめっちゃややこしいですよね(笑)。具体例を見た方がわかりやすいかなと思います。

はい、こちらの曲。みなさんご存知ベートーベンの交響曲第9番です。この曲のリズムってメロディがほぼ4部音符のみで進行してますよね。この場合の4部音符、常に流れる根幹となる周期的リズム、これがパルスです。

じゃあXYZの場合は?

そうしましたらここから本題、上原ひろみさんのXYZという曲です。この曲では基本のリズムが4/4+5/4という9拍子担っているのです。写真の上の段をご覧ください。

この基本のフレーズに対してバッキングのドラムはスネアの位置から4/4+5/4であることが感じられるのですが、問題はドラムソロの後半です。タンバリンが入ってくる箇所があるのですがこれが3/8の感覚で叩かれるんです。先ほどの画像の2段目をご覧いただけるとわかるかと思いますが、『4/4+5/4=9/4=18/8=3/8×6』という感じで、パルスを8分音符3つ分とした3拍子になるんですね。

さてこの時に演奏者自身はパルスを9拍子で捉えているのか、それとも3拍子なのか?

Daveの返答は?

結論から先に言いますと『両方』でした(笑)。えーそんなのあり?って答えかもしれませんが、本人もあまり意識してやっていたわけではないのかフームとしばらく考えた後に至って真剣にこう応えてくれました。

でもこれって実はそんなに特殊な出来事ではなくて、体内ポリリズムというかふたつの流れを同時に感じることってあるんですね。それに関してはまた別の記事でお伝えできれと思います。最後まで読んで来ただきありがとうございました☆☆

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