こんにちは、アメリカでドラムを叩いております田中領です。
今回は僕がドラマーとしての経験の中から培った、
上達のコツをお話しします。
具体的なフレーズではなく、
取り組む姿勢というか考え方についてです。
フレーズはほぼ全てシングルとダブルで出来ている。
まず最初にドラムを叩くとき、
誰しもがシングルストロークから始まると思います。
そしてダブルストロークというものを知り、
身についた頃にふと気がつきます。
『あれ?ほとんどのフレーズってシングルとダブルの組み合わせじゃね?』
そうなんです!!
場合によって片手で3回、4回と続けて叩くこともありますが、
パラディドルにしろ、スイストリプレッツにしろ、
6ストロークにしろ、みんな1と2の組み合わせで出来ています。
つまりこの二つが身につけば全てができるといっても過言ではないです。
裏を返せばこの基礎自体がとてつもなく奥が深いということでもあります。
昔読んだ『拳児』という漫画で『ぽんけん』という初歩の突きだけを、
熱心に練習した太一という少年を思い出します。
(わかる人だけうなずいてください。。)
ともかくも基礎は大事ですということです。
演奏技術よりも音色が大事
すごい技術を持った人を目の当たりにすると、
『やべー!!』と圧倒されてしまいます。
ものすごい速さで叩くまくるドラマーを見て、
感銘を受けた人も多いんじゃないでしょうか。
もちろんそれはすごいことですし、
テクニックが大事な要素であることもわかります。
ただここで落とさないで欲しいのが、『音色』。
キック1発、スネア1発のおとそのものがかっこいいと、
シンプルに叩いても超かっこよく聞こえます。
逆におもちゃの太鼓みたいので超絶技を繰り出されても、
すげえ!とは思っても感動まではいきません。
なぜならいい音色というのは耳だけでなく、
体全体に影響するからです。
なので皆さんもいい機材をしっかりメンテして、
いい出音を確保しましょう☆☆
やりたい音楽の現地語に親しむ
これはJojo Mayerのクリニックで個人的に感銘を受けた言葉です。
彼曰く、
『音楽とは文化の一部であり、
さらにいうと生活、風俗の一部だ。
なのでもし本気でラテンがやりたいのであれば、
左足クラーベの練習をするよりも、スペイン語を勉強した方がいい。』
言葉も音です。そんな音に囲まれて生活している人たちから発生した音楽であるなら、
そういった元の音を知らずして音楽は知り得ないといった趣旨でした。
できれば現地に行くか住む
こちらは上のJojoの言葉を受けて僕が思った実践法です。
といっても超シンプル、その音楽が生まれたとこに行けば、
オリジナルに触れられるじゃんという話です。
僕自身アメリカのロックが好きだったので今こうしてアメリカにいます。
逆に外国人がJ-popをやりたいなら日本にいくのが一番だと思います。
日本語学校に通ってもなかなか『エモい』などの単語は出てこないと思うからです。
基礎だけでも理論は学んでおくべき
こちらはバークリーで勉強してやっと気がつきました。
ドラマーって音楽理論に疎い人が多くて、僕自身そうでした。
というのも英語が上達しない理由でも書きましたが、
演奏するのに必要ないんですね、ぶっちゃげ。
いや、必要ない気がしてしまうんです。
理論を知っていると何がいいかというと、
コードの流れを判断してここで解決するからこういうフィルを入れよう、とか。
ここからマイナーになったからダーク系のシンバルにしよう、とか。
その知識を具体的な演奏に落とし込めるんです。
もちろん感の鋭い人は理論を知らなくても雰囲気でつかめてしまうのでしょうが、
大抵の人はそうはいかないものです。
なので『あると便利ツール』としての音楽理論はすごく使えます。
叩く前にフレーズを口ずさむ
なんとなく見たり聞いたりしたフレーズをいきなり叩こうとして、
手も足も出ないなんてことありませんか?
これはそのフレーズがどんな感じで聞こえてくるか把握できていないからです。
口で表現できればもう脳内にイメージができているので、
それを楽器の音に変換するだけでいいんです。
このとき大事なのはなるべくディテールにこだわって口ずさむこと。
例えば『タカトン』なら、
『ダガドゥオン!!』
なのか
『ササフォっ』
なのか
『ザガズン』
なのか、
その雰囲気を表現し切ることが大事です。
同じくグルーブを口ずさむときも、
『ドンタンドンタン』
ではなく、
『ドゥツィダッツィドゥツィダッツィ』
など雰囲気を込めて口ずさむことをクセにしちゃうといいです。
まとめ
ドラム上達の近道は、
・フレーズはほぼ全てシングルとダブルで出来ている。
・演奏技術よりも音色が大事
・やりたい音楽の現地語に親しむ
・できれば現地に行くか住む
・基礎だけでも理論は学んでおくべき
・叩く前にフレーズを口ずさむ
です。
というわけで、僕のブログ、YouTube、twitterでは、
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